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taro.yonemasa@gmail.com
SD2011
南米ペルーの建築作品と対談記事が掲載されました。
http://www.kajima-publishing.co.jp/



takenaka design works
2010年から編集担当している広報誌のウェブサイトができました。
12号で中谷礼仁さん、14号で陣内秀信さん、16号で和田章さん、17号で五十嵐太郎さんにインタビューしています。掲載作品を題材としたインタビューですが、それ自体が独立した読み物となるように構成しています。
http://www.takenaka.co.jp/design/takenaka_design_works/012/index.html
# by t_yonemasa | 2012-05-01 23:42 | ■exhibitions
泉北日記2012/05
120505 :太陽の日!
金剛山頂にある、千早赤坂村・星と自然のミュージアム。40cm反射望遠鏡に太陽観察用フィルタを付けて、紅炎(プロミネンス)と粒状班、黒点の観察。レンズに映る生々しい「火の玉」を観て、太陽もまた抽象的超越や意味的記号ではなく「物質」なのだと実感すると、心の底から感動する。そして「私」もまた、物質的存在として、「宇宙」に投げ出されているのだ。
http://1000m.chihayaakasaka.osaka.jp/museum/star/star1_m.html
http://www.nationalgeographic.co.jp/

120505 :さようなら、原発。
泊停止 原発ゼロへ 私たちの変わる日 東京新聞
西欧の主体的脱原発に比して余りに「なし崩し的」とは言え、ついに日本列島から「黒い灯」が消えた。5月5日が「子どもの日」であるならば、それは未来に向けた「太陽の日」(同義反復!)であるべきだ。
『原子炉(人間がつくった太陽)との安全な距離が、150000000km(偉大な自然の原子炉までの距離)であることは、とっくに決まっている。』(バックミンスター・フラー/岡崎乾二郎)

120501 :
『今和次郎が訪ねた民家・集落を、90年後にあらためて実地調査。その結果は? 驚きと発見の「21世紀版・日本の民家」。』
『関東大震災後、復興して行く東京の記録から始まった「考現学」。服飾・風俗・生活デザイン―和次郎の活動をいま考察する。』

120502 :森は信太の森。
和泉中央→和泉府中→信太山
陸軍そして自衛隊の演習場であったこともあり市街化を免れた和泉市・信太山丘陵。枕草子から浄瑠璃まで文学の舞台でありつつ、貴重な湿地帯やシリブカガシの原生森が残された、奇跡的な「人間の森」。
『信太の森、信太山には大阪を代表する湿地群が点在し、貴重な自然が残されてきました。サギソウ・トキソウなどの貴重な植物やカスミサンショウオなど絶滅危惧種の生き物などがわずかですが一生懸命生きています。ここはまた、古代から人々が豊かな歴史をきざんだ土地です。「信太千塚」や「和泉黄金塚」をはじめ「須恵器」の生産地として多くの窯跡が発見されてきました。信太の森で生まれ育った「白狐」の伝説は、浄瑠璃や歌舞伎で広められ、時とところを越えて今なお多くの 人々に語られ、愛されています。』
『摂津の国で陰陽を占っていた安倍の保名は、ある日、領主の犬に追われて逃げおくれた子狐を命をかけて救ったが、そのため病にたおれ、美しい娘に助けられた。浄瑠璃正本といわれる「説経節」をもとにして書かれた物語。 』
http://www.eonet.ne.jp/~hanaizm/
http://www.ican.zaq.ne.jp/sinodanomori/

120504 :
晴れてきたので庭で昼食をとっていると、鉢に植えた山椒の葉にアゲハチョウがいくつか卵を産んだ。息子が観察日記を開始。府立大教員であり堺市郊外に住む著者の観察記録が、身近なものとして読める。
『 さまざまな種類のチョウを呼び寄せる庭づくりに挑戦。庭づくりが進みチョウのことがわかってくると、見なれたはずの庭や町のなかに、それまで気づかなかったチョウのくらしが見えてくる。』

120505 :
野鳥の会大阪の企画で、春の金剛山。

120514 :
泉ヶ丘駅商店街のツバメの雛が一斉に産まれた。お父さんお母さん大忙し。

120506 :野草の思考
堺市・大泉緑地の苗圃にて、田圃と畑(落花生、薩摩芋、綿)の肥料蒔き。併せて、苗圃で積んだ野草(芹、蓬、葛、タンポポ、シロツメクサ)をそのまま天婦羅にして昼食。人間に飼い慣らされた「野菜」と異なり、「野草」はその毒性を伴う自衛機能こそがその本質。
『日本の道ばたや草むら、山地には、知られざるおいしい雑草、珍味が目白押し。日本人はこれらで遊ぶ名人で、多種多様な顔ぶれをていねいに整理し、「見分け方」「毒抜き」「旬の判断」「調理法」を確立してきました。』

120507 :
編集の仕事で、東京大学建築学科の伊藤毅先生と京都市内を周る。建築単体よりもそれを支える地形、地質、気候、植生(との関係)が面白いという話題で、盛り上がった。
http://itolab.org/ja:home
『日本の伝統的な都市建築の代表は町屋である。町屋は古代から近代にかけて都市的な文脈のなかで生成・発展し、洗練されていった。本書は古代から現代までを射程にいれ、町屋の展開過程を京都・大坂・江戸に代表される巨大都市の都市史と絡めて跡づけるとともに、都市における建築のあるべき姿の一端を探ろうとするものである。 』

120508 :乃木坂・・・
3年ほど前に南米ペルーの大学で、「セザンヌの林檎、竜安寺の石庭」と題して、日本庭園について講演したことを思い出した。東京での展覧会なので行けるかどうか確定的ではないけれども、前売券だけ買っておいた。
http://cezanne.exhn.jp/

120509 :DFL48
リフレ派経済学者の田中先生の本。オタク文化の文脈で語られてきたAKB48を、標準的な経済学の観点で「デフレ文化」として考察した、きわめて説得力ある1冊。
『AKB48はデフレ不況が生み出した? 「おニャン子クラブ」「モーニング娘。」のビジネスモデルとは何が違う? AKB48がもたらす「心の消費」とは? 芸能界と日本型雇用システムの関係は? アイドルも地産地消の時代を迎えた? 』

120510 :KBE24
仕事で神戸市役所に行きがてら、24階展望台から六甲山地を眺める。神戸と言えば、北から整然と山→街→海へと層状に並列する様をイメージしがちであるが、よく見ると六甲山地は南西から北東に向かって斜めに、しかも北東に高度を上げながら隆起しており、加えて隆起をもたらす活断層は一本ではなく部分的に並行している。もっとよく見ると僕が兎追いし赤塚山はその2本の断層(五助橋断層と芦屋断層)に挟まれて台地上に隆起しているとか、小鮒釣りし住吉川は五助橋断層によって右ずれしていたりとか、18年も住んでいて(何となく不思議に感じていたが)知らなかったことが分かって感動した。
http://www.jishin.go.jp/main/yosokuchizu/katsudanso/f079_rokko_awaji.htm
http://www.city.kobe.lg.jp/safety/prevention/foundation/index-2.html

120500 :鯖街道と花折断層を行く
京都出町柳→八瀬→比叡山。中央構造線を例外とすれば「日本最長」の活断層がつくりだす「グランド・キャニオン」に圧倒されつつ、鯖街道あるいは大原の里、修学院、鷺森神社、曼殊院、詩仙堂と続く人間的スケールへの建築的「翻訳」が興味深い。
『古くから都が置かれて文化が発達した関西では、行き来の道である街道の歴史もまた古い。断層沿いにできた道をのんびり景色を眺めながら歩き、たいてい近くにある温泉を楽しむ。』
http://www.jishin.go.jp/main/yosokuchizu/katsudanso/f073_mikata_hanaore.htm

建築的物心つかぬ「神戸での18年」はともかく、建築学科の学生であり阪神大震災も経験した「京都での6年」においても、「工学」を「地球科学」との関係で考える意識が希薄であった自分を反省。京都大学前総長の尾池和夫氏(原発事故調査検証委員でもあるが…)によるエッセイが、今更ながら面白く読める。
http://www.eco100.jp/ecoworld/eco_teaching.html
http://homepage2.nifty.com/cat-fish/9409himu.html

120511 :

120515 :

120500 :
全線復旧開通した身延線、特急ふじかわ号で、富士→富士宮→身延→甲府。富士川越しにみえる南アルプスの前衛山脈も素晴らしいが、富士山の裾野と甲府盆地、それぞれの緩やかな勾配に張り付くようにして成立する富士宮市と甲府市の、大地形に対する砂粒のような建物群のコントラストは感動的である。また両都市の凸凹の差異もまた興味深い。

120518 :サン・ヴィクトワール、あるいは伊吹山
新幹線の車窓から伊吹山を眺めつつ、東京へ。セザンヌの描いたサン・ヴィクトワールが伊吹山に似ているのは、共に石灰岩で生成した「台形の白い山」であるから、というだけではない。
http://cezanne.exhn.jp/
http://www.ibukiyama-driveway.jp/flowers/ground.html
『伊吹山は全山が石灰岩で覆われ、その石灰の中には紡錘虫と呼ばれる有孔虫類の化石が多くあります。伊吹山の石灰岩は古生代二畳紀(約2億5千万年前)の昔に海底でできたと推定されています。』

個人的には、風景画と静物画に惹かれる。セザンヌにとって、山はナプキン、土はテーブル、そして屋根は果物であった。

120518 :
東陽町にて、東京大学建築学科の伊藤毅先生にインタビュー。
http://www.takenaka.co.jp/design/takenaka_design_works/016/index.html

120519 :
名古屋→鵜沼→(高山本線)→上麻生/飛水峡→下油井。
地学的に言うなら、飛騨地方が日本列島形成史における「聖地」であるなら、今回訪ねた美濃地方はさしずめ「門前」といったところか。
『鵜沼のチャート 木曽川の両岸にジュラ紀付加帯のチャート,珪質泥岩,等の地層が分布し,チャートには見事な褶曲が観察される.』
『飛水峡・上麻生礫岩 飛騨川の峡谷で両側はジュラ紀付加体のチャートと砂岩からなり,甌穴も多い.上麻生礫岩で日本最古の岩石が見つかる. 』
http://www.rd.mmtr.or.jp/~nihon315/

120519 :養老「天命反転」山地
岐阜→大垣→(養老鉄道)→養老→桑名。
奇しくも荒川修作氏の命日に養老経由。超越的なもの=養老山地と人間的なもの=濃尾平野、地形的に対照著しいその境界を縦走する養老鉄道からの車窓は、西側も東側も素晴らしい。養老天命反転地において荒川修作曰く「日本と呼ばれる列島との、見えたり見えなかったりするつながりで、自分がどこにいるのか常に問うこと。」
http://www.architectural-body.com/ja/

120520 :isono family
大阪市立自然史博物館の企画で、大阪府唯一の自然海岸である岬町・長松海岸。退潮に合わせて磯の潮間帯の生物観察。潮汐という遠大な天体運動が、磯の数十センチメートルの高低差に多様な生物生育域を創り出している点が面白い。
『潮の満ちる本当のメカニズム知っていますか__2000年もかかる深層海水の大循環、飛び抜けて深い駿河湾の秘密、日本の測量船が測った世界最深の海溝…地球表面の71%を占める広大な海の海流、海水、潮汐、海底、海岸、海図、海の条約など様々な最新知識を網羅。 』
『陸上の動物は、私たちと似ている。口はどこ?目はどこ?生殖器はどれ?肛門は?だいたい分かるはずである。では、ウニの肛門はどこだろう?目はどこかな?口は? 海の生物は、私たちとまったく違う。餌にしても、ヤドカリやカニが好きなのはごはん粒とカツオ節とニボシだなんて嘘である。ウニはカニの甲羅だって食うし、サザエの糞を食べる貝もある。』

120521 :金球日食
個人的には、平面的な命名である金環日食よりも、太陽そして月が「球」であることを再認識させてくれる部分日食の方が好きだ。あるいは、金環状態よりも、日食開始から終了までの満ち欠けの運動それ自体の方が感動的だ。まさに、あぁ、天体(というモノ)が目に見えて動いてる!という感動。
http://www.nao.ac.jp/news/topics/2012/20120521-eclipse-naoj.html

120522 :一本木ヒルズ!
かつての「日ヶ窪」という谷間地名を消去して成立した六本木「ヒルズ」、そして、「業平橋」「押上」という駅名の変更等を伴ってこのたび誕生した「スカイツリータウン」。「東京」「スカイ」「ツリー」のイメージに舞い上がって、僅か1年前の出来事を忘却してしまわぬよう・・・。
『地震・津波・火山・台風・雪・土砂災害……地球上最も災害の多い島国で我々の祖先はいつ襲いくるともしれぬ過酷な自然と向き合い、そして被災した日本人はその土地土地に「ここは危ない」というメッセージとして地名を付けてきた。だが、いま市町村合併や観光開発など目先の利益優先の安易な地名変更政策のせいで古い地名が次々に消えている。 』
『東京が起伏の多い地形であり、いまそれが高層ビルの乱立や地下鉄による移動などで見えづらくなっていること、また、山の手と下町で「山」「丘」「台」、「川」「橋」「江」など地形や水に関する地名が多いことなど。』

120524 :空気の研究
『日本人を呪縛する「その場の空気」という怪物! 「空気」とは何か? この超論理的存在の発生から支配にいたるメカニズムを根底から解明した「山本日本学」の決定版。』

# by t_yonemasa | 2012-05-01 23:40 | 泉北日記
泉北日記2012/04
120401 :カントの原点、あるいは18世紀の原発論
地震が起こること自体は「必然」であり、自然科学の理論において整合的に説明可能である。しかし、その整合性(人間的定義)を無制限に拡張して「偶然」的な諸現実に適用し、それらを「予知」したり「制御」したりすることはできない。即ち、「結局のところ、人間は人間以外の何者でもないと人間を謙虚にさせる警告」。地震も事故も、「想定外」の時や場所で偶然的に起こることは、必然。
『カントは、プロイセン王国のケーニヒスベルク大学哲学部の教授で、真、善、美を説いた『純粋理性批判』『実践理性批判』『判断力批判』を書き著わした偉大な学者といわれている。この三批判書の前、彼は一七五五年のリスボンの地震と懸賞に触発され、最先端の自然科学の知識、情報を使い、地球に関する自然科学小論文『地球の軸回転の変化』『地球の老化』『地震の原因』『地震の報告』『続、地震の考察』『風の理論』を発表した。 』

120401 :老人は若者に「座席」を!
既に十分な資産と地位を有する高齢層のために、景気対策も経済成長も放棄して、ひたすら「若者を見殺しにする」増税政策。「増税」とは本来、総税収の増であるべきで、税率の増であってはならない。
『本書でとりあつかった格差と貧困の問題に一番有効なのは長期的には経済成長、短期的には景気対策です。現在起きている問題にとどまらず、システムとしてのセーフティネット確立のためにも経済成長が必要でしょう。』
『過剰な若者バッシングへの不満。年収130万円で生活する不安。「自己責任」の一言で思考を停止させ、さまざまな格差を固定化する社会への違和感。 』

120402 :think locally ...but 'it' acts globally
原発再稼働への地元了解「範囲は立地自治体」 敦賀市長 福井新聞4月2日21時46分配信
こと原発に関する限り「地元」とは、「立地自治体」なのか「周辺府県」を含むのかという議論ではなく、「立地国」なのか「周辺国」も含むのか、というレベルの問題だと思うが・・・。

120403 :春の嵐!!

120404 :万年雪から「氷河」へ
立山連峰:日本初の「氷河」、学会が認定 毎日新聞 2012年04月04日
『日本雪氷学会は、立山カルデラ砂防博物館が北アルプスの立山連峰で見つけた氷体を日本初の「氷河」と確定した。氷河はこれまで、ロシア・カムチャツカ半島以南の東アジアには現存しないとされていた。』
http://www.tatecal.or.jp/top.htm#

120406 :染井吉野からソメイヨシノへ。
庭越しに見える染井吉野が満開!
『一面を同じ色で彩っては、一斉に散っていくソメイヨシノ。近代の幕開けとともに日本の春を塗り替えていったこの人工的な桜は、どんな語りを生み出し、いかなる歴史を人々に読み込ませてきたのだろうか。』

120407 :HAYABUSA BACK TO THE HOUSE
大阪市立科学館で全天周映像「はやぶさ帰還ヴァージョン/HAYABUSA BACK TO THE EARTH」の2回目。帰宅後は予想通り「はやぶさごっこ」で、ラッコ姿勢の「イトカワ」役を演じる羽目になったが…。
http://www.live-net.co.jp/hayabusa-movie/

120407 :玄鳥至
泉ヶ丘駅商店街の軒先に。ようこそJAPAN!
『だれかがぼくをよんでいる。とおくでぼくをよんでいる。にほんから5000キロもはなれたみなみのくにマレーシアから、1わのツバメがとびたった。なんのためにツバメはどこをめざすのか…うみをこえ、たびはつづく。』

120408 :雑草という名前の草は・・・
堺市・大泉緑地の苗圃にて、苗代に稲の種籾を蒔く。これから1年かけて「もち米」作り。ちなみに今日畦道で見つけた春の草花・・・タンポポ、スギナ、ホトケノザ、ヒメオドリコソウ、オオイヌノフグリ、セイヨウカラシナ、カラスノエンドウ、ナズナ、シロツメクサ、ムラサキサギゴケ、ミミナグサ。かつて「雑草という名前の草は無い」と言ったひとがいたが、確かに顔と名前が一致してしまうと、庭の草むしりにおける「敵意」は削がれてしまう。__であれば「あの時」なぜ、「国民という名前の人間はいない」という発想に至らなかったのか。
『花壇や畑では厄介者の雑草だけれど、よく見れば、それぞれ味わいがあって、意外に可愛らしいのに気づくはずである。そう、雑草は可愛いのだ。それだけではない。なかには食べて美味しいものや優れた薬効を発揮するものまである。』

120409 :道端植物園!
『庭の片隅で、都会の歩道のコンクリートの隙間で、雑草はひっそりと生きている。名も知らない草も多いが、子孫を残そうと懸命に生きる戦略には驚かされるものも多い。ハハコグサとチチコグサの花はどう違う? 葉の小さいオオバコがなぜ「大葉子」なのか? ツキミソウはどうして夜に咲くのか?』 
『都会だって立派な自然環境だ。道端に目を向けてみれば、そこには多彩な植物が息づいている。あるものはたくましく、あるものはけなげに、あるものは巧妙な仕組みで賢く…。 』

120400 :長居植物園!
春うららの大阪市立長居植物園で昼食。マグノリア園のコブシが美しい。ボタンはこれからが見頃。
『ボタン園には、約80品種約1,800株のボタンを植えており、近畿でも有数の規模となっています。長居植物園では、花容すべてを低い仕立てとしており、豪華な花を間近で見ることができます。 』

120414 :1億年の記憶
大阪市立自然史博物館の地学ラボ(塚腰先生)にて、中生代の裸子植物・キカデオイデアの化石観察会。1億年前の植物化石を触り放題?の貴重な機会。
『5億年前にようやく地上に姿を現した植物。本書は、子孫を残すため姿や機能を変化させ、はるかな時間をかけ木となり森を作り花を咲かせた植物たちの進化の軌跡を化石から紐解きます。圧倒的な進化の力と、時間とともに生み出されてきたかたちの美しさも見ごたえ十分の一冊です。また南方熊楠、牧野富太郎と並ぶ日本の昭和初期を代表する植物学者であり、生きている化石メタセコイアの発見で世界的な評価を得た三木茂博士についても彼の膨大なプレパラート標本とともに紹介します。』
http://www1.lixil.co.jp/gallery/exhibition/detail/d_001557.html

120414 :デフレと円高、あるいはモノの没落とカネの上昇。
『若者の就職難、雇用の不安定、賃金の低下、社会保障制度は崩壊寸前、今の生活のままでいいのか。ガバナンスと金融を考えることは日本の緊急の課題である。経済学の第一人者が提案する日本経済を救う秘策とは!』
『モノの値段が下がり続けると、私たちの生活はどうなるのか? 日本の長期停滞の原因と対策を、経済学の知見に基づきながら分かりやすく解説。』

120415 :osaka1970__太陽の塔
大阪市立自然史博物館の和田先生の案内による、万博公園の生きもの探しの企画。ニホンアカガエルとそのオタマジャクシ、アメリカザリガニにエビ、カワニナ、シジミ、アメンボ、シマヘビ、キノコに野草に野鳥など。万博公園・・・考えてみれば不思議な言葉。
http://www.expo70.or.jp/

120415 :montreal 1967__太陽の球
『原子炉(人間がつくった太陽)との安全な距離が、150000000km(偉大な自然の原子炉までの距離)であることは、とっくに決まっている。』(バックミンスター・フラー/岡崎乾二郎)
120416 :
日没時に泉北高速線に乗ると、大阪湾に沈む夕陽と夕焼け空の、美しい光景に遭遇する。しかしながら、僕にとって「夕陽」が真に感動的なのは、端的にそれが「球」として見えるということ__日中は眩しすぎて輪郭すら把握できない太陽の超越性が相対化され、文字通りの「天体」として実体的に認識可能な、唯一の機会であるからだ。
巨大な赤い球体(直径数百mの?)が大阪湾上空に浮かんでいるかのごとき「錯覚」に陥りつつ、翻ってそれが宇宙の遥か彼方にあるという「事実」に思い至るや、その知覚的認識的な「スケール移動」が、「太陽系=宇宙すなわち圧倒的な空虚の中に、私は存在しているのだ!」というリアリティを与えてくれる。日常生活においては経験不能な「空間」なるものが内的に生じるのは、この時しかない。
更には、太陽光の現実的到達時間だけ継続して眺め続けること__錯覚(0秒間)と事実(8分間)の落差それ自体を持続させることで、「時間」なるものもまた「空間」と同じ起源をもつことが、経験可能となるはずだ。
http://www.nationalgeographic.co.jp/
『「ひので」衛星の最新画像をはじめ、衛星・観測所のベストショットを厳選。激しく絶え間ない変化を見せるダイナミックな天体、太陽の知られざる姿に迫る。』

120416 :私がもし2mの地球だったら
そのような圧倒的な空虚__「空間」感覚を積極的に生じさせようとするなら、地球の縮尺を身体スケールまで縮小して(その意味では直径100cmよりも2mの方がよい)、大阪湾の中心辺りに直径200mの巨大な球が浮かぶ様を想像してみることで、疑似的に経験することができるだろう。
http://www.sci-museum.jp/index.html
『地球がもし100cmの球だったら、富士山は0.3mm、エベレストは0.7mmの高さ。飲める水はスプーン一杯、空気の層は、1mmしかありません。宇宙規模で地球を見ると大切なことが見えてきます。 』
『直径2mの大地球儀で、実際の640万分の1の大きさです。厚さ10kmの対流圏で1.6mm。地上500kmを飛行するスペースシャトルでも8cmにしかなりません。』

120420 :
メキシコ:活火山ポポカテペトル山噴火 約3万人避難勧告 毎日新聞 2012年04月20日
同じ成層火山として富士山を髣髴させる・・・。

120400 :空見つ、大和の国。
近鉄御所駅から、葛城山へ。毎日眺めているのと反対側(活断層による地塊傾動側)からの力強い山容も印象的だが、山頂から見おろした奈良盆地の平滑さに感銘を受ける。「思わせぶり」な大和三山と併せて、天の磐船=空から眺めて国の中心として選ばれたという日本書紀の神話が、実にもっともらしく感じられてしまう。
http://www.katsuragikogen.co.jp/

120400 :the lowest watershed
兵庫県立人と自然の博物館。豪雪の但馬から温暖な淡路島まで、日本列島の箱庭的な自然多様性を更に箱庭化したかのような兵庫県。その典型が「氷上回廊」だ。
『氷上回廊は、地理的には、兵庫県から京都府の内陸部を南北に貫く、細長い低地帯です。1000~3000m級の山々が 連なる本州の内陸部にあって、標高わずか95mで本州をまたぐことができる、奇跡的な自然の地形です。この特殊な地形によって、雪国と南国の気候が出会い、生命が不思議に入り混じり、 豊かな文化と歴史が培われてきました。』
http://www.hitohaku.jp/
http://www.tamba-hikamikairo.com/index.html
http://edu.city.tamba.hyogo.jp/bunka/rekisi07.htm

120422 :原発の、増税の、政府の、官僚の、日銀の、新聞の・・・
小出裕章さんの「原発のウソ」がベストセラーとなって以来、「・・・のウソ」と題した本がエキセントリックな暴露本として多数出版されている。しかしながら上念さんの一連の「ウソ」本は、小出さん同様に、政府や役所やマスコミを通じて歪曲されてしまった原則論を、論理的に粘り強く訴え続けるという点において、好感が持てる。それにしても、日米開戦への扇動者としての尾崎秀実への辛辣な批判は、(本のタイトルと無関係に?)際立っている。
『ある日、この国は破産する/日銀が金融緩和をすればハイパーインフレになる/財政破綻となれば、金利は急上昇する/デフレの原因は人口減少である/官僚の判断には国民の知らない深い理由がある/「平和憲法」の改正は戦争につながる/ポツダム宣言の受諾で日本は無条件降伏した/中国に土下座すれば日本は守れる…全部ウソ!』
『震災復興には増税が必要/「国の借金」は返さなければならない/円高が続くのはいいことだ/日銀の独立性を侵してはならない/中国がなければ日本経済はもたない/このままでは日本はギリシャになる/税金泥棒の公務員は減らすべき/公共事業は「悪」である…全部ウソ!』

120423 :日本における、名字多様性
名字の起源を、歴史的に遡行するだけでなく地理学的な展開も含めて追究している、とても楽しい本。

120424 :ヒルズ族
河内長野→天野山金剛寺→天野街道→泉北丘陵→泉北ニュータウン
谷筋の親密な田園風景と、尾根筋からの雄大な山並みを楽しみつつ、丘陵地形にしたがってアップダウンしながら3時間かけて帰宅。
http://www.gururin.jp/course/course14/index.html

120425 :desertificated japan !?
タクラマカン砂漠やゴビ砂漠と同様に中緯度帯(乾燥帯)にあるにもかかわらず日本列島が湿潤なのは、ヒマラヤ山脈がもたらすアジア・モンスーンのおかげだが、毎年春先に黄砂が強くなると、ここが砂漠帯であるかのような不安な錯覚に陥る。
『黄砂現象とは、東アジアの砂漠域(ゴビ砂漠、タクラマカン砂漠など)や黄土地帯から強風により大気中に舞い上がった黄砂粒子が浮遊しつつ降下する現象を指します。日本における黄砂現象は、春に観測されることが多く、時には空が黄褐色に煙ることがあります。』
http://www.plantatree.gr.jp/academie/sakata-01.html
http://www.bosei.tokai.ed.jp/prj_site/mori/column/02_03.html

120425 :経済学的思考のすすめ
書籍については、年間3000冊くらいは書店やネットで内容をチェックして、うち300冊くらいは図書館で借りて通勤時間に流し読みして、うち半分は必要な頁を複写で残して、一部はようやく購入に至る(従って購入時点で内容は大体把握している)・・・をここ数年続けているけれども、岩田規久男さんの「経済学的思考のすすめ」はそのような個人的「検閲」をすっ飛ばして一発購入を決めた目からウロコの一冊。シロウト経済書でもなくクロウト経済学書でもなく、「経済学」という思考形式それ自体を主題化している。
『経済学の専門家でない人の経済本がよく読まれることがある。多様な議論があるのはよいが、それがトンデモなく間違っている場合は問題である。インチキな経済解釈がまかり通れば、間違った経済政策が採用され、人々を不幸にしてしまう危険性があるからだ。本書では、経済学が演繹法を用いて思考し、それが生活のさまざまな場面で活用できることを、実例を挙げて解説する。 』

120426 :
『「活動的なバカより恐ろしいものはない」―ゲーテ。小泉純一郎、小沢一郎、鳩山由紀夫、菅直人。なぜ我々は三流政治家を権力の中枢に送り込み、「野蛮な時代」へ回帰したのか?「B層」をキーワードに、近代大衆社会の末路を読み解く。』
『19世紀の終わり、ニーチェはこの先、2世紀がニヒリズムが徹底されていく過程と予言しました。その予言は的中。あらゆる「真理」の根拠を失った近代人は、ますますおかしな袋小路に閉じ込められるようになりました。政治やJポップ、グルメ、経済などを素材に、「なぜいまの世の中はおかしいのか」を明らかにしていきます。B層=近代を妄信するバカの行動パターンを分析することで、今の時代の病を浮き彫りにします。』

120427 :国堺の南、太陽の西。
時間の許す限りにおいて・・・ではあるが、せっかく泉北丘陵に住んでいるのだから、行き帰りに少しだけ寄り道することにした。そんなわけで今日は、陶器郷の田園から、大阪湾の夕焼けと宵の明星。あぁ・・・地球に住んでる__という実感。
http://www.gururin.jp/course/course15/index.html

1204428 :
大阪市立自然史博物館の調査「都市公園の花と昆虫」で大阪城公園。地学と植物学、動物学を総合するような自然観察は実に奥が深い。

120429 :チョウ&飛鳥
大和八木→橿原市昆虫館→明日香村→甘樫の丘→橿原神宮前
関西で「昆虫館」と言えば伊丹か橿原だが、橿原市昆虫館の良い点は、飛鳥の里山や田園に隣接しており立地自体の昆虫的多様性が高い点、困るのはそれ故にアクセスが大変である点だろう。
http://www.city.kashihara.nara.jp/insect/
http://www.asuka-park.go.jp/
『雑木林、小川、田んぼなどの里山では、カブトムシやクワガタなど、子どもの大スターになったムシの世界がある。』
『甘樫丘は、古くは『日本書紀』などの中にもその記述がみられ、7世紀前期には当時の有力者であった蘇我蝦夷、入鹿親子が大邸宅を構えていた場所であるともいわれています。展望広場(標高148m)からは遠く金剛山系から大和三山、藤原京、飛鳥京など大和国原の美しい風景を望むことができます。』

# by t_yonemasa | 2012-03-29 02:57 | 泉北日記
泉北日記2012/03
120301 :
首都圏に直下型地震、4年以内に70% 東大地震研 2012年1月23日 朝日新聞
政府の言っている「30年以内に70%」が一気に圧縮された予測。巨大地震は、警戒するに越したことはないが__。
http://www.sentaku.co.jp/category/culture/post-2163.php
『約半世紀にわたって巨額の国家予算が投入されてきた日本の地震予知研究であるが、残念ながら今まで一度も地震の予兆すら捉えたことがない。 』

120303 :back _to the future
ともに基本文献ながら高価だったので、何度も図書館で借りなおして、ようやく購入を決めた2冊。地学のパラダイムが大きな「地殻変動」を受けない限りは定本であり続けるが、地球や宇宙に関しては、過去の「事実」がたびたび更新されてきた。その意味で、そのパラダイム自身が変動しこれらの定本が文字通り「過去のもの」となることにも、一方で期待してしまう。
『日本列島の地形は世界の中でもきわめて変化に富むことで知られ、美しい風景を作りだしている。この自然史と人間活動が刻まれている日本の地形の成り立ちを、最新の成果・具体的な事例を取り入れ、地形発達の特徴という視点から丁寧に解説した。』
『日本で初めて全国を網羅した地形誌。美しく変化に富む日本の地形の生い立ちを探る。日本列島と周辺海底の地形を概観し、その形成にいたった諸条件と山地・火山・平野・海底それぞれの特質をその研究史から最新の話題までを含め解説。 』

120304 :日本経済「最悪シナリオ」
経済停滞期に増税なんて狂気の沙汰・・・というか、「次世代に負債を残さぬため」との大義においてマニフェストを反故にし、高齢層=高所得層=地方利権に支持基盤を求めた、きわめて自覚的な「自民党的なもの」への回帰。

120305 :super rotation!
良い本に出会った。想像を絶するような、しかし確かに実在する「他の」惑星について思いをはせるとき、「この」惑星の身近な日常(例えばお天気)に、突然に「他性」を感じるようになる。この「確実なよそよそしさ」を「感動」と呼ばずに何と呼ぼうか。
http://www.stp.isas.jaxa.jp/venus/sci_meteor.html
『太陽系に属するほとんどの惑星に大気が存在し、様々な大気現象が展開されていることが、惑星探査衛星の観測等により明らかにされてきた。このような惑星の気象を、気象学や惑星科学の知識を前提せずに、全くの初歩から解説。 』
『金星は、ほかの太陽系の惑星とは逆向きにゆっくりと自転し、上空にはそれを追い越す60倍もの超高速の風(スーパーローテーション)が吹く。火星も木星も、地球とは異なる独特な気象をもつ。その違いはなぜ生じるのだろう?金星の気象研究35年の研究者が、それぞれを比較しながら基本から解説する。 』

120306 :
原発再稼働なしで、電気料金値上げ10年継続  フジサンケイビジネスアイ 3月6日(火)8時15分配信
こんな分かりやすい脅しを真に受けるほど、日本国民はアホではない。

120306 :2000000000 years
何よりも白尾元理氏による写真が素晴らしい。数ある類書が解説書の体をなす一方で、この本はまず、何げない風景への「驚き」から、全てが始まっている。のぞみ号で関ヶ原を抜けたときに車窓に映る、養老山地と濃尾平野の強烈なコントラスト__連続的であるはずの地形がなぜこうも「違う」のか__その驚きを、著者もまた感じていたことを知るにつけ、深い共感を覚える。
『何のへんてつもない地層や、海岸の岩。しかしそれらは日本列島がたどった二〇億年の軌跡を現代に生きる私たちに教えてくれる。一枚一枚の写真に目を凝らし思いを馳せれば恐竜の足音が聞こえ、太古の森や氷河が見えてくる。もの言わぬ大地から躍動する地球を感じる列島形成のあかしが刻み込まれた全国厳選五〇か所の写真解説集。』

120307 :4600000000 years
『壮大な地形や地層から大陸移動の謎に迫り、微小な岩石の欠片に生命誕生の証拠を探す。もの言わぬ大地が「地球の軌跡と奇跡」を語りはじめる。世界各地で撮影された大判のカラー写真で、誕生から現在まで四六億年の地球史をたどり、各時代の特徴と重要な出来事について、最新の研究成果をもとに解説する。』

120311 :1 year !
何も解決しなかったけれども、とにかく「年が明け」、日本の新たな1年が始まった__。
岩手県宮古市/ Reuters
120311 :原発のない世界へ
「がんばろう日本」でもなく「黙祷」でもない、より普遍的かつ具体的な「声」しての__。

120311 :the Cretaceous park
小春日和の長居公園+自然史博物館「恐竜の成長」展。
『現在、学名がつけられた白亜紀の恐竜のうち、その3分の1以上が異なる種ではなく、同一種の成長個体である-。本展は、映画ジュラシック・パークの監修でも有名な、アメリカ・ロッキー博物館の古生物学者ホーナー博士とその研究チームが、古生物学界に大きな議論を巻き起こした、研究の集大成となる特別展です。』
http://dinogrowth.jp/

120313 :the land-scape
昨年、筑波のJAXAで観た「かぐや」映像の衝撃が、そのまま書籍化されている。水と緑の星・地球では見ることのできない、文字通りの「ランドスケープ」。素晴らしい!
『2009年6月に使命を果たした月周回衛星「かぐや」。その最新の科学データをもとに、未公開オリジナル画像をふんだんに使った月写真集が完成。ナスカの地上絵を凌駕する「月面絵」や威容を誇る南極点、月のマリアナ海溝など「月の名勝地」をムーントラベル! 』
http://www.jaxa.jp/projects/sat/selene/index_j.html

120316 :SHINKANSEN series-300
2か月ぶりの東京出張。そして今日は、「300系のぞみ」の最終運行。高速性をきわめることで、車両デザインが初めて「抽象」の域に到達した、と1992年当時感じていた。
http://300.jr-central.co.jp/index.html


120300 :新富士火山!
三島市楽寿園。溶岩地形を巧みに利用し、素材としても採用した近代建築家、ルイス・バラガンを思い出した。
『園内には溶岩がいたる所で見られます。これは新富士火山が形成された初期、約1万5千年前に噴火して流れ出した大量の溶岩が約50km流下し、固結した三島溶岩末端の一部です。起伏に富み、岩肌は固結時のようすを知る事ができる地質学上貴重な資料となっています。』
http://www.city.mishima.shizuoka.jp/mishima_info/rakujyuen_shizen/rshizen_03yougan.html より

『東日本大震災は、日本列島の地殻のバランスを大きく変化させてしまいました。今後の30年ほど、私たちの住む日本は地震の活動期に入ります。これから東日本で続く地殻変動と、その後の東海・東南海・南海地震の三連動は、いずれも避けて通ることができません。そして、日本列島を舞台とする大地の営みの中に、「富士山の噴火」というメニューも入っているのです。』

120300 :箱根火山!
三島→旧東海道→箱根峠→芦ノ湖(桃源谷)→強羅→小田原
3年ぶりの箱根。箱根火山のカルデラ地形を堪能する。とりわけ、箱根峠から桃源谷までを外輪山の尾根づたいに走る路線バスは、そこから望まれる景観(伊豆半島、富士山から芦ノ湖までのパノラマ)と併せて、自らが地形化したかのごとき錯覚を覚える。
『箱根火山はフィリピン海プレートの東縁に形成された伊豆・小笠原弧の北端部に位置している。箱根火山の活動は、太平洋プレートがフィリピン海プレートの下に沈み込んだことによって地下深くでできたマグマが、地表に現れたものである。なだらかな地形の裾野と急崖のカルデラをつくる外輪山、火山の中央部に並ぶ中央火口丘などは、多数の成層火山や単成火山、溶岩ドームからなる複合火山である。それぞれの火山から噴出した溶岩流や火山灰などは、独特の火山地形をつくりだした。 』
http://www.hakone-geopark.jp/
http://nh.kanagawa-museum.jp/event/tokubetu/2008_hakone/index.html

120300 :
神奈川県立地球博物館@小田原市。
http://nh.kanagawa-museum.jp/

120300 :
『東北地方太平洋沖地震は別の巨大地震や火山噴火を誘発する? 新燃岳の噴火はいつまで続く? 正しく知ることが災害から身を守る。 』
『誕生してから四六億年たった今でも、地球の内部は冷たくなることなく、ドロドロに溶けた灼熱の世界である。マグマが地球の表面に押し出されるとき、地上には火山が形成される。登山、温泉、紅葉狩りなど私たちの生活に親しみ深い山々だが、地下ではどのようなことが起きているのだろうか。


120318 :
大阪市立自然史博物館の企画で、大和葛城山の山麓を、中央構造線の活断層に沿って歩く。
http://www.machi-sumai.com/uemachi/back-no/topics/1008topics/1008bousai/1008bousai-colum.htm

120320 :
春分の日に、堺市天文台にて天体観察会。日没直後の西空に輝く金星、見納めに近づいた木星とガリレオ衛星、今月6日に最接近した火星などの惑星を、口径60cmの反射望遠鏡で観察。またリクエストに応じて、オリオン座・ベテルギウスにも照準を合わせてもらった。
http://sofia-sakai.jp/astro/index.html


『マリネリス峡谷のカンドール・カズマを基地として、7つの地点の探査に向かう―。アリゾナ大学との共同研究による最新の有人火星探査プログラムに沿った、火星の歴史46億年と地球の未来研究の書。海水消失、プレート運動停止、磁場消失、生命絶滅etc. 火星に地球の未来が見える。』

120324 :
大阪市立科学館の全天周映像で、「はやぶさ/帰還ヴァージョン」を観た。ストーリーや映像における演出はやむを得ないとして、予想を遥かに凌ぐ素晴らしいプログラムだった。
http://www.isas.ac.jp/j/enterp/missions/hayabusa/
http://www.live-net.co.jp/hayabusa-movie/
http://www.sci-museum.jp/server_sci/program/omn_screen.html

120324 :Terre des Hommes

120325 :
泉北自然観察会の企画で、新檜尾公園。

120325 :
「万葉集の時代からひとびとの暮らしのなかで維持管理され、この半世紀で急速に姿を消した」のは「里山」だけではないことを教えてくれる、画期的な一冊。
『日本列島の土壌は1万年の草地利用によって形成されてきた__先史時代、万葉集の時代からひとびとの暮らしのなかで維持管理され、この半世紀で急速に姿を消した植生である、半自然草地・草原の生態を、絵画、文書、考古学の最新知見を通し、気鋭の研究者が明らかにする。』

120331 :a HALF moon !
堺市プラネタリウムで番組を2本観た後で、天文台に上がって天体観察会。春の嵐が雲を連れ去って、素晴らしい快晴。19時02分ちょうどに数秒だけ光るイリジウム衛星を皆で肉眼で観てから、金星、火星、半月の他、M45プレアデス星団、M42オリオン大星雲などを観察。間違いなく「現実世界」なのに「別世界」にしか見えない、生々しい月面地形をじっと見ていると、「いま、ここ」あるいは自分自身の存在(の根拠)が相対化されて、実に清々しい気分になる。
http://sofia-sakai.jp/astro/index.html

120331 :
大阪市西淀川区で設計した工場が本日竣工。建築主、設計施工チーム、外注事務所さんから役所の担当者まで、関係者に恵まれ助けられた、実に稀有で幸福な仕事だった。
# by t_yonemasa | 2012-03-02 20:17 | 泉北日記
泉北日記2012/02
120202 :西高東低
典型的な冬型。これほど「美しい縦縞」をみたのは久しぶり__というか、明日は製品検査で富山出張なのだが、わが「サンダーバード1号」は、無事に発進できるのだろうか・・・。

シベリア寒気団が日本アルプス等の山地に衝突して日本海沿岸に豪雪をもたらしているとか、日本列島のくびれ(若狭湾から伊勢湾)に山脈がないために太平洋側の一部にも寒気が流れ込んでいるといった現象が、見事に可視化されている。

120203 :雷鳥日記
積雪リスクを恐れず、大阪駅を文字通り「見切発車」したわがサンダーバード1号(3,5,7…号は運休)__湖西線に入るや大津京駅、安曇川駅でそれぞれ除雪待ち計3時間停車、近江今津駅でついに京都折返しアナウンスが流れるも30分後に再出発。更には、長原駅で立ち往生していた大阪行サンダーバード2号の乗客を全員救出のため1時間停車、乗車率200%に。近江塩津駅までのトンネル内で鹿と衝突し1時間停止__そんなこんなで、敦賀到着が出発の7時間後となってしまった・・・。
http://www.jr-odekake.net/train/thunderbird/index.html

120203 :雷鳥日記_滋賀編
サンダーバード号利用者にとって、「安曇川駅」など読み方すら知らない「通過駅」でしかないのだろうが、「今森光彦の世界」に憧れる僕にとっては安曇川の上流域(旧朽木村)は「里山の聖地」であって、除雪作業待ちで苛立つ車内を背に、「動かぬ車窓」を存分に楽しんだのだった。
http://www.imamori-world.jp/

120203 :雷鳥日記_福井編
それでも、日本海に近づくにつれて積雪量が背丈を超えるようになると、雪景色そのものに「驚異」を覚えるようになる。そして「国境の長いトンネルを抜けると」そこも雪国であったが、天気は一変して荒れ模様であり、こうなると雪は「脅威」以外の何物でもない。
ちなみに北陸新幹線は長野から金沢までが工事中、そこから先は認可申請中だが、新幹線福井駅だけは「既成事実」として3年前に竣工している。
http://info.pref.fukui.jp/sokou/s-hinkansen/2-1.html

120203 :雷鳥日記_石川編
加賀温泉駅を通過。中谷宇吉郎は、この雪を見て何を考えたのだろうか。
http://www.kagashi-ss.co.jp/yuki-mus/

120203 :雷鳥日記_富山編
積雪の影響でスケジュールは崩壊したが、雪の立山連峰を一目見ようと、富山県境まで行った。東海道線から見る富士山も、大糸線から見る北アルプスも感動的だが、北陸線から富山平野越しに眺める立山連峰は、言葉を失うくらい素晴らしい。水平的、人間的な富山平野に対する垂直的、自然的な立山連峰という、あまりに明快で強力な二項対立は、ここでしか見ることができない。とりわけ西日射す夕刻は雪の立山を際立たせ、まだ明るい空に月が昇っていた__地球もひとつの惑星なのだ。
『近年の探査技術の進歩は目覚しく、長年地球のみを扱ってきた地質学の対象はいまや地球以外の天体にも及んでいる。表面地形のみならず、大気環境、内部活動、生命の可能性までをも探る本分野の最先端の成果を解説する。 』
http://www8.city.toyama.toyama.jp/kanko/ より

120204 :立春、そして水仙月の四日。
『ひとりの子どもが、山の家への道をいそいでいました。でも、その日このあたりは「水仙月の四日」にあたっていたのです。それは、おそろしい雪婆んごが、雪童子や雪狼をかけまわらせて、猛吹雪をおこさせる日。まっ青だった空がかげりはじめ、だんだん強くなってくる風と雪の中から、雪婆んごの声が聞こえてきました…。』

120209 :メイク・ドット・ビリーヴ
創業者・井深大氏がわが母校(兵庫県立神戸高校)の同窓会長であったこともあり、ずっと好きだった「僕らのソニー」__かつての輝きを、取り戻せるか。

120212 :
好天につき、庭で子どもと星空観察。南の空に冬の大三角とオリオン、東には火星、西には木星と金星。
http://www.nao.ac.jp/

120215 :建築は何でできているのか
年始から2月末まで、複数の仕事が佳境に入っていてとても忙しい。建築の設計は基本的に「アウトプット」する行為なのだが、長期にわたってアウトプット状態が続くと、疲労の蓄積とともに、「インプット」への意欲すなわち知的好奇心が枯渇し始めて、そのことがアウトプットにも悪影響を与えるようになる__そんな状況下で注入した「火の玉」としての1冊。
『すべての星と原子を足しても宇宙全体の重さのほんの4%。 では残り96%は何なのか? 物質を作る最小単位の粒子である素粒子。誕生直後の宇宙は、素粒子が原子にならない状態でバラバラに飛び交う、高温高圧の火の玉だった。だから、素粒子の種類や素粒子に働く力の法則が分かれば宇宙の成り立ちが分かるし、逆に、宇宙の現象を観測することで素粒子の謎も明らかになる。本書は、素粒子物理学の基本中の基本をやさしくかみくだきながら、「宇宙はどう始まったのか」「私たちはなぜ存在するのか」「宇宙はこれからどうなるのか」という人類永遠の疑問に挑む、限りなく小さくて大きな物語。 』

120218 :西高東低、再び
冬将軍の再来に合わせて、この冬2回目の、金剛山+香楠荘1泊。今日一日で、山頂の積雪が20㎝まで回復した。豪快で美しい雪景色ながら、高野山や六甲山のように観光的でなく、自宅から路線バス2本乗り継ぎで着いてしまう日常との近接性が、気に入っている。
http://www.konanso.com/

120219 :雪の上のなぞのあしあと
金剛山2日目。千早・星と自然のミュージアムの企画で「アニマルトラッキング」に参加。
http://1000m.chihayaakasaka.osaka.jp/
『ここは北国の動物園。今年も冬将軍がやってきて、動物園が丸ごと雪のなかにうずまったようです。春まで閉園するので、お客はだーれもいません。 でも、そのだーれもいない静かな雪の動物園で、動物たちは元気いっぱい。エサをやったり、寝床の掃除をする僕たち飼育係も元気いっぱい。 さて、そんなある日の宿直の夜。当番の僕が屋外の見まわりに出ると……なんと、新雪のうえを、ブルドーザーが走りまわったような巨大な、不思議な足あとが!!』

120220 :しもばしら
2月に入って、庭では霜だけでなく霜柱も、みられるようになった。
『寒い朝、おばあちゃんといっしょに大根畑に行った、はーちゃんは、踏みつけた地面の足跡にきれいな氷の柱を見つけてびっくり! 霜柱だよと教えてくれたおばあちゃんと、どんな所にあるか「しもばしら探検」です。畑だけでなく、いろんな所にいろんな形の霜柱を見つけていきます。霜柱って、面白い!どうして霜柱ができるの? 不思議顔のはーちゃんに、おばあちゃんが説明してくれました。』

120221 :デモ-クリトスあるいは建築家
原発と・・・建築家? 原発問題は巨大すぎて、建築家に直接的な関与の余地があるとは思えない。建築家としての職業的自負を清算すること__例えば、無名の一個人として、文字通り「原子」として、デモの列に加わってみることなど__が、その「巨大さ」に向き合う出発点ではないだろうか。

120222 :美しい日本列島の「私」
著者による気の遠くなるような研究活動の向こうにある、気の遠くなるような大地の歴史。地学、天文学そして宇宙論の魅力は、まさにこの「気の遠くなるような」感覚を味わうことにあるだろう。岩石あるいは鉱物としての「私」。そう、哲学は__少なくともイマニュエル・カントの「沙漠の哲学」は、まさにそこから開始されたに違いない。
一方で、あまりに美しく繊細で多様性に富んだ日本列島の自然は、その人間的「近さ」ゆえに、その「気の遠くなる」機会を欠いている、ということも、事実であるだろう。
『著者は、日本列島の古い地質時代の生い立ちを、地層や化石から明らかにする研究を長年つづけています。そのために、北は北海道から南は沖縄まで、日本各地はもとより、海外でも地質学の野外調査を行ってきました。長い研究をとおして著者が気づいたのは、美しい自然にはそれぞれに、気の遠くなるような長い歴史があり、休み無くつづく自然界の営みには、ある法則があるということでした…。 』

120226 :Median Tectonic Line
大阪市立自然史博物館の地学系企画で、和泉山脈の和歌山県側、中央構造線における活断層(根来断層)を歩いた。数億年来にわたる日本列島の古傷__「地質境界としての」中央構造線ではなく、200万年前から始まった地質学的「現在」における地殻変動=「活断層としての」中央構造線。
『今の日本列島の地殻変動は、およそ200万年前に始まりました。最近の時代にできた地形面や地表付近の堆積層を食いちがわしていて、近い将来そこで地震が発生すると考えられる断層を「活断層」といいます。中央構造線沿いにも、中央構造線の古傷が現在の地殻変動に利用され、多くの活断層が生じています。それらを 中央構造線活断層系 といっています。 』
http://www.jishin.go.jp/main/yosokuchizu/katsudanso/f081_083_085_086_089_chuo.htm
http://www.osk.janis.or.jp/~mtl-muse/index.htm
http://idc.wakayama-edc.big-u.jp/updfile/contents/32/2/html/katudansou/print.html

120227 :傍観者の論理、欺瞞の言語。
3.11において露呈した、言語における「東大的なもの」。
『社会が暴走を始めるとき、きまって言葉の空転が起こるというのは、今回の福島第一原発事故でも同様に、欺瞞的な言葉があふれだした。そもそも、欺瞞的言語は、原子力を推進する側が多用してきたものであり、原子力は安全と言い換えられ、事故は起こらないとされ、それを私たちが信じてきた結果、今回の事故が起こったのだ。あれほどの事故後も、その欺瞞的言語は使われ続けた。その欺瞞的言語体系の代表が「東大話法」である。』
http://mainichi.jp/select/wadai/news/20120323dde012040042000c.html

# by t_yonemasa | 2012-02-03 00:04 | 泉北日記
泉北日記2012/01
120101 :新年、明けました・・・。
昨年の震災が継続しているという意味では今後数年間、原発事故の負の遺産を負っているという意味では今後数十年、数百年間、日本全体が「喪に服す」ことになるのだが__。ともあれ初詣は、近所にある多治速比売神社。ニュータウンに残った、オールドシュライン。
http://www.gururin.jp/facilities/shrine/facilities05.html

120102 :An electric-light in the moon-light
本日の読み聞かせ本。賢治による「幻想世界」への巧みな誘導、そしてそこからの唐突な覚醒。目が覚めて目にする世界は「現実世界」か、それとも__
『雪がすっかり凍って大理石よりも堅くなり、空も冷たい滑らかな青い石の板で出来ているらしいのです。四郎とかん子とは小さな雪沓をはいてキックキックキック、野原に出ました。いつもは歩けない黍の畑の中でも、すすきで一杯だった野原の上でも、すきな方へどこ迄でも行けるのです―透明・清浄な北国の冬を舞台に、人の子と狐の子との交歓を描く宮沢賢治の幻想童話。』
『ひんやりとうろこ雲がたちこめ、鉛色の月光が、にぶく射し込む晩のこと、とつぜん、シグナルはがたんとさがり、ファンタジーの一夜が幕をあけます。ありふれた日常の風景は、一瞬のうちに幻想の世界へときりかわり、イーハトーヴ鉄道線路で〈虹や光からもらってきた〉お話が展開されます。』

110102:雪下出麦
ここ数年転勤や転居や転校で忙しかった家族の生活が、昨年終盤から徐々に落ち着いてきたので、冬至を機に、旧暦を意識した暮らしを始めている。民俗学者・新谷尚紀氏による暦本で、コンパクトな新書と大型本の図鑑。どちらも楽しい。

120103 :シャボン玉消えた 飛ばずに消えた 産まれてすぐに こわれて消えた__
数年前に「国家の品格」で話題になった著者による対談。新書乱発時代にあって流行作家同士の雑談を紙面化する安易な編集方針と、内容的には通奏される日本礼賛のトーンが気になるが、それでも触発される部分は多い。明治生まれの小学唱歌、大正生まれの童謡が、半ば「古典」として、僕の幼少期だけでなく平成の今なお歌い継がれていることを不思議に思っていたが、本書を一読して納得できたと思う。

120104 :言語の、耐えられない重さ
__それからぐつたり横になってゐる狐の屍骸のレーンコートのかくしの中に手を入れて見ました。そのかくしの中には茶いろなかもがやの穂が二本はひって居ました。土神はさっきからあいてゐた口をそのまゝまるで途方もない声で泣き出しました。
本日の読み聞かせ本。賢治が大人として、人間として描いた「童話」であるが故に、子供には不向きである(理解不能である)と同時に、大人の心には、これほど迫真的な作品はないであろう__宮沢賢治、畏るべし。
『谷地に住む土神は、粗野で乱暴な土地の神でしたが、一本木の野原に立つ、きれいな女の樺の木に心惹かれていました。ところが樺の木にはもう一人の友達がいて、樺の木は、その気取り屋でやさしい狐のほうを好きなようなのです。土神は切なさと嫉妬に悶え、苦しみぬいた末、なんとか樺の木への執着と狐への憎しみを克服しようとしたのですが…人間の存在を修羅とみなした宮沢賢治が、その修羅性とそれによって生じた悲劇をあからさまに描いた、異色の童話。この作品のもつ独特の世界を、中村道雄が組み木絵で表現しました。 』

120105 :この地/名が危ない
地名論の楠原祐介氏による、災害と地名との関係に切り込んだ素晴らしい本。危ないのは、地か、名か。
『地震・津波・火山・台風・雪・土砂災害……地球上最も災害の多い島国で我々の祖先はいつ襲いくるともしれぬ過酷な自然と向き合い、そして被災した日本人はその土地土地に「ここは危ない」というメッセージとして地名を付けてきた。だが、いま市町村合併や観光開発など目先の利益優先の安易な地名変更政策のせいで古い地名が次々に消えている。半世紀以上、地名のことばかり考え続けてきた著者による「災害地名学」のすすめ。 』


120106 :
「雨・風・雲・雪・空の言葉」を読みたくて図書館で借りたのに図版がなく期待外れだったが、その代り「後世に残したい日本語」の、特に美しくはないが気の利いた言い回しの数々に、読み応えを感じた。
『味わい深い日本語を「後世に残したい日本語」「雨・風・雲・雪・空の言葉」「擬音語・擬態語」の項目別に集大成。日本人の心情がこめられた言葉を再確認するための辞典です。カラー口絵「日本の色」117色付き。』

120107 :これぞ植物標本。
せりなずな、ごぎょうはこべらほとけのざ、すずなすずしろ。七草粥にしようと店で春の七草を買ってきたら、うちの子に標本として没収されてしまった__末は牧野か南方か(苦笑)。
http://wwwmakino.shizen.se.tmu.ac.jp/herbarium/welcome.htm

120108 :これぞ春の七種。
子どもに負けじと牧野富太郎の随筆集を調べてみたら、ホトケノザに関する誤謬が指摘されいた。
『万葉に詠まれた草花の真実、可憐に見えて意外な顔を持つスミレ、なかなか見ることのできない竹の花の秘密、真正の彼岸ザクラと近親種の関係、「満州国皇室」の紋章の“蘭”、荒川の桜名所移転案などなど。世界的な植物学者・牧野富太郎が、豊かな知識と日本の四季折々への深い愛情をこめて、伸びやかに語る。』
『日本植物学を創りあげた牧野富太郎が、和漢洋の典籍を渉猟し、日本と中国の本草書を精査して明快に説く植物名と日本文化。1953年刊の復刻。 』

120108 :晦冥への光明
岸和田自然資料館の企画で、工事のため渇水状態にある泉北・光明池で、大阪層群(30~100万年前の大阪の丘陵地を形成)の地層観察+化石採集。貯水が全て抜かれ底面と側面が露出した光明池は、米国グランドキャニオンを髣髴させ圧巻であり、かつ、その底地それ自体を更に発掘する作業は、まさに未知の領域。
『昭和11年に完成した関西でも屈指の貯水量を誇る灌漑用の人工池。光明皇后がこの地で誕生したという生誕伝説にちなんで光明池と名づけられた。』

http://www.gururin.jp/facilities/park/facilities04.html より満水時の光明池

120110 : the moon-light in the electric-lights.
今年最初の満月の昨夜は、兎が月で餅つき。今日は子供が幼稚園で餅つき。

120112 :新年、明けまして・・・
元旦の放射線量急増、年始から断続する中規模地震と4号機倒壊の懸念、そして、6日政府公表による、昨年事故直後の最悪シナリオ__4号機倒壊による半径250キロ圏避難__こんなタイミングでの東京出張は、正直なところ気が重い。それにしても、東日本全域からの避難って、誰が、どこに、どうやって・・・?

120113 :13日、明けまして・・・
復刻となった貝塚爽平氏の名著とマスクを携えて、東京出張。何だかやり切れない・・・。
『百万年超のスパンで読み解く東京の地形の謎__氷河期の浸食、火山活動、地殻変動、河川の砂礫の堆積など、東京の現地形の形成過程とここ数百年の都市化が孕む問題を解明する。地形学による東京案内の決定版。』

120114 :通勤電車で楽しむ、暮らしの歳時記。
今日も無事に、朝を迎えられたことに感謝しながら・・・。

120117 :1.17 after 3.11
阪神大震災から、もう17年。 そして、東日本大震災を経てはじめて迎える、特別な1月17日。

120117 :東日本州大震災
そうか、僕は実はアメリカに住んでいたのか・・。
http://www.tokyo-np.co.jp/article/national/news/CK2012011702000021.html

120117 :
馬場璋造さんを大阪に迎えて、竹中工務店の戦後建築に関するインタビュー。

120118 :雨音はジャパンの調べ
『世界中で最も「雨」の好きな人種、それは日本人だ。短歌をはじめ、俳句、小説、民謡、はては歌謡曲まで、雨をテーマにしたものは数え切れない。その表現も北と南、都市と農村など生活の場の違いによって多彩な顔をみせる。』
『日本には二一四五の風の名前があるという。 まほろばの国日本の四季を吹く風、思い出の風車を回す心のなかの記憶の風、はるかな響の歌を運んでくる未知の風。あなただけの風がきっと見つかる心の一冊。』

120120 :
建物の敷地調査で滋賀県甲賀市__白洲正子も歩いた「かくれ里」。余談ながら、(僕の高校の大先輩でもある)白洲次郎は東北電力元会長にして東海村原発導入にも尽力__なんか不思議な夫婦だなぁ。
http://www.biwako-visitors.jp/shirasu/
http://www.shiga-kinbi.jp/?p=9338
『本書は、能、絵画、陶器などに造詣が深い白洲正子ならではの紀行エッセイ。能に橋掛り、歌舞伎に花道があるように、目的地にたどり着くまでのいわば「道草」のなかで、さまざまな発見があり、ドラマが展開していく。油日、滝の畑、宇治田原、宇陀の大蔵寺…。彼女がかくれ里をめぐる歴史探求の旅には、単なる寺社拝観や史跡探訪エッセイとは異なった趣やおもしろさがあるのだ。』

120121 :絶望的なる「希望的」観測
原発事故、最悪シナリオを封印 「なかったことに」 2012年1月21日 東京新聞
SPEEDI 国民は守られなかった 2012年1月21日 東京新聞
http://www.tokyo-np.co.jp/s/article/2012012101001950.html
http://www.tokyo-np.co.jp/article/column/editorial/CK2012012102000033.html?ref=rank
原発事故によって日本人は、「国」というものが実は「なかったこと」を知ったのだった・・・。事故からもうすぐ1年__起こってしまった過去と、起こるかもしれない「次」に備えて、警戒レヴェルを上げて、対策を強化することにした。数ある類書の中で、「その時」に最も役立つであろう1冊。

120123 :the worst 'worst-case scenario'
電力「余裕6%」公表せず 政府、不足のみ示す 2012年1月23日 東京新聞
http://www.tokyo-np.co.jp/article/national/news/CK2012012302000171.html
国民の危機に際して「最悪シナリオ」を隠ぺいする一方で、「村民」を支えるための「最悪シナリオ」を演出(最大需要に比べ供給が9・2%不足!)して、国民に危機を煽る日本政府の「最悪」ぶり。

120126 :
窓を開けると、南の空にオリオン!
『オリオン座の中で明るく輝く赤い星ベテルギウスは晩年を迎えている。星が一生の最後に自らを吹き飛ばす現象「超新星爆発」。ベテルギウスは今、いつ爆発してもおかしくない状態にある。地球からこんなに近くで起きる超新星爆発は史上初のこと。過去、超新星は数々の宇宙の謎解きに役立ってきた。ベテルギウスが爆発したら何が起こるのか? 2011年にノーベル物理学賞を受賞した「宇宙の加速膨張」という衝撃的な事実は、どのようにして明らかになったのか? 超新星の最新研究をやさしく解説する。 』

120128 :雪は天からの手紙。
毎年恒例、冬の金剛山。数日前からの雪で、積雪20㎝超え。


『天然雪の研究から出発し,やがて世界に先駆けて人工雪の実験に成功して雪の結晶の生成条件を明らかにするまでを懇切に語る.その語り口には,科学の研究とはどんなものかを知って欲しいという「雪博士」中谷の熱い想いがみなぎっている.』
『雪の結晶の研究で有名な物理学者,中谷宇吉郎.寺田寅彦に師事し,随筆家としても名を馳せた.「雪の十勝」「兎の耳」「立春の卵」「地球の円い話」「イグアノドンの唄」など,科学の面白さと味わいに満ちたエッセイ22編.』
http://www.kagashi-ss.co.jp/yuki-mus/

120129 :「国境」の南、太陽の西。
金剛山上、千早赤阪村営・香楠荘に一泊。 極寒につき昨夜の星空観察は断念したが、千早園地展望台から日の出を拝むことができた。三方を山地に囲まれている大阪府内に住んでいると、大阪湾に沈む夕日を眺めることはできても、生駒金剛山地の向こうから昇ってくる朝日を見る機会がないので、個人的には今回が「初日の出」となった。

120129 :
いつ訪れても感動的な、金剛山頂のブナ林。大阪にも確かに「最終氷期」が存在したことを教えてくれる。

# by t_yonemasa | 2011-12-29 06:49 | 泉北日記


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